「 (帰ってきてしばらくすると、バスの人が客の人数を数えて)
から、走り出しました。すると後ろの方の人が
もどっていない人がいる様だと言いました。
バスの人は「でも30人いるのに」と言いました。
人々はざわめきました。もう一度数え直している
と、女の人が帰って来ました。それでやっと出発
したのですが、本当は最初から31人だったの
に、30人だと思いこんでいたのでした。そのよう
なこわいことがあったのと、騒音が多少あったの
とでなかなか寝つけなかったのですが、1時間
ほどねむると、バスが止まったので目をさましました。
すっかり、明るくなっていて、再び乗客がざわめいて
いました。理由はすぐに分かりました。バスは
港でフェリーに乗り込むのを待っていたのです。
私も人々も新しい橋を通るのを楽しみにしてい
たのですから。これにはがっかりしてしまいまし
た。フェリーでは、船内をうろついたり顔を洗っ
たりしましたが、朝早いので売店もやっていない
し、手持ちぶさたでつまりませんでした。XXX
島について、バスは島を縦走しました。段々畑や
瓦の古い家々の多いきれいなところでした。新築
の家でも昔の家のスタイルをそのままにして、つく
っているものも多いのにおどろきました。XXX
もいるようです。島のもう一方のはじに到着して (つづく) 」
バスはフェリーに乗り換え、なおも走り続けた。
考えてみれば、当時は大変な旅程だったのだw(笑)。
もう今ではフェリーは通っておらず、すっかり寂しくなった。
日本の風景が変わってゆく。
古いものは潰されたり、代わってゆく。
嫁は車窓から、新築の家でもスタイルは昔ままという家並みを見た。
古いものを更新しても、そうして古くからの文化は残している場所というのもある。
なんだか昔の手紙だが、象徴的な話を書いていたように思える。
客を忘れそうになったのを見て、この時は嫁は怖い思いをしたようだが、この話には多くの続き、続編が待っていたww。
嫁は、その後、旅行で乗り換えの飛行機を間違え、「別室」で取り調べを受けたりした。
俺の方は本当にバスに置いてけぼりになったりした。
色んなことは続く、連続する。
連鎖する。
そうだとしたら、俺が嫁と別れ話になって大喧嘩したことは繰り返されるのだろうか。
そうはならないよう願っている。
と言っても、修復できたのだから、続いたとしても危機とはならないんだろうか。
仕事やら色んな理由があって、ついこのあいだまでは荒れた毎日だったが、今はすっかり穏やかになった。
嫁も酒を呑みたいとはもう言わない。
最近は外でよく「アイスを食べたい」なんて言うが、それはそれで太らないか心配してしまう。
先日は久しぶりにセックスをした。
ご無沙汰だったので俺はすぐにイッてしまいそうだったが、我慢するのもなんとかできた。
寒いからと服を着たままの不精なセックスだったが、よく濡らしていたから嫁も痛がらなかった。
俺も、もう何日も嫁の尻を触ったり太腿を撫でたりしていたから前戯は十分だったw。
気を散らして、少し弱い状態で入っていったのもよかった。
痛がらなくて何よりだ。
ガツンガツンしても楽しくはない。もうそんな歳だw。
それに相手の痛がる顔を見てはできるものもできない。
こういう時、する前に自分で処理しておけばもっと楽しめるのだが。
ともかく、久しぶりにできてよかった。
なんだか、今日は嫁の書いてくれた手紙のような口調だ(笑)。
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