もちろん、俺もエロビデオを見たりするw。

 嫁が寝てしまった時なんかはよく見る。

 
 しかしいくら嫁が起きてこないとしても、一時間とか二時間とか、エロビデオをフルで黙って見たことは一度もない。

 せいぜい5分がいいところ。
 飛ばしていいところだけを何度も見たりする。


 昔、ネットがなくてレンタルビデオだった時は早送り再生ばかりしていた。

 いくら早送りでも時間はかかるのでエロビデオはほとんど借りなかった。



 今、ネットで見るのはたいてい予告編みたいなプロモーション動画。

 そう言えばレンタルビデオの時も予告編が一番のお気に入りだった。

 店のあのアダルトコーナーの一角で予告編をやっているのを楽しみにしていたぐらいだ。


 本編に入る前に全編のインデックスのようにざっと最初にツマんで流してくれる作品があったが、あれが特に好きだった。

 あれが入っているビデオに当たると本編は見なかったりした。

 最後の方まで早送りして、最後にオマケ映像として予告編が入っているのが好きだった。

 今の予告動画なら2分、3分ぐらいのものがある。あれが好きだ。

 それでも長く感じることもある。



 結局、俺が一番いいと惹かれるのは製作者がいいと思っているところと違う。

 挿入シーンとか、イクところとかじゃなくて、導入部だから。

 他人がイクところを見て楽しいとは俺は思わない。


 服を着ててもいい。
 口説き落としている最初の何気ない会話のところで興奮したりする。そこから妄想ができる。

 胸の膨らみをカメラが嘗め回すように写すだけでいいと思う。

 むしろそっちの方がいい。


 パンパン音をさせてアンアン女優が叫んで、派手に胸がバウンドしたりする。

 そんなのよりも静かな盛り上がってゆく導入場面の方が好きだ。



 じゃあ動いてない方がいいかというとそうでもない。

 ちゃんと動いてくれた方が女性の魅力が分かる。

 どんな女性でも動きの中に美しさがある。


 それでその短い部分を何度も見て堪能する。
 そんな2分や3分ではイケないが、何度も見て楽しむ。

 予告編やトレイラーを何度も見て想像を膨らませるのが好きだ。

 俺が遅漏気味だったりするのもあるかも知れないがww。


 実際に本編を見ればがっかりすることも多い。

 わざとらしく男性を煽るようにおもねっていたり、女性が嫌がっているのが分かってしまうとつまらない。

 動くならちゃんとしたものであって欲しいが、そういう場面というのは稀だ。



 ジャケット写真なんかは作りこんでいるから、みなとても素敵に感じる。

 眺めれば楽しいが、逆にそれで本編を見たいとは思えない。

 「奇跡の一枚」は奇跡なのであって、そこにぬくもりは感じないからだ。


 よくある日常にエロスを感じる。

 それは動画に過ぎないから俺は逃げたりする必要がない。妄想に耽る楽しみがある。

 短い一番よいシーンを何度も見て、楽しんだりする。


 こういう性的嗜好はきっと川端康成あたりに感化されてしまったせいなのか、どうか(笑)。




 こんなYouTubeの水着シーンだけで満足したりする。

 昔の「ベイウォッチ」のリメイクだが、この女性は実はあまりイケてない。

 しかし動いているとよく見える。


 共感してもらえるかどうかは知らないけど(笑)。