こんな話があります。

 「いやらしい目で見ないで」、と、女性から言われること。

 きっと男性なら誰でも一度は言われたことはあることでしょう。

 女性から男性に、ニヤニヤしてそんなことが言われることがあります。


 私も子供時代から、よくそんな風に女の子に言われたものです(笑)。


 「いやらしいww」、「いやらしい目で見ないでよぅww」なんて言い方。

 それほど非難がかっているというわけではありません。

 軽く私をからかうように言った。


 オッサンがそんな風に同じような言葉だけどとても嫌な感じで言われることはあります。

 「イヤらしい」って唾棄されるw。

 それは買春でもしてたり、ストリップなんかに列を作っていたりするのを見られた時のことです。


 もちろん、オッサンにマジマジと見られたとしても、そんなことを面と向かって言う女性なんかいるはずもありません。


 好意とまでは言いませんが、女性の方はそんなオトコのすぐに鼻の下を伸ばしてしまうどうしようもないところ、何でもエロい視線で見てしまうところを揶揄しているというだけ。

 むしろ男性に甘くカラんでいる、というのが正確なところかも知れません。


 結論から言えば、そんなことを言われたオトコは照れてみれるというのが正解ですw。

 そうして彼女の美しさについ抑えられなかったことを詫びるといい。

 思ってもみなくてもw。

 それが上手くいくやり方、モテる秘訣です。




 ただ、これってどういう理屈なのか、考えると奇妙な話なのです。


 普通の服を着ていたり、ただの制服程度でも言われることがあります。

 それは「変な妄想なんかしないで」ってことでしょうか、「ところ構わずエロイことなんか考えてないでよ」、とか、そんなところでしょうか。

 うーん。

 しかしそれはあくまでこっちの想念です。オトコの脳内の勝手でしょうにw。

 それとも、女性というのはそんなに「勘」がいいものでしょうかw。


 確かに制服姿に萌えるオトコはいるでしょうw。 白衣だけで萌えるという趣味の人もいる。

 それが女性にも分かるんでしょう。オトコのことはお見通しなのです。

 だからって、こちらの頭の中にまでズカズカ入り込んできて、「エロイ目で見ないで」なんてどうしたものか。

 それもわざわざ。

 結局、そうして女性は私と二人だけでエロい話をしたいというのはありますw。


 もし、これがあえて非難だとしても、どうか。

 こちらの目つきが悪かったということはあるでしょうか。あるいは無礼だった、とか。

 しかし、それだって、ちゃんとご自分ではその制服姿がオトコの妄想を掻き立てるというのはお分かりになってらっしゃるw。

 女性自身がイヤらしいことをちゃんと分かっているw。



 もっと言えば、彼女たちがセクシーなカッコウや扇情的なカッコウをしている時だったらどうでしょうか。

 やはり恥じらいを込めながら彼女たちは言うのです。

  「そんないやらしい目でみないでよ(笑)」、なんて。


 しかし彼女たちはそれだけセクシーなファッションをしているのです。その自覚もおありになるw。

 どうしたってセクシーさのアピールを含んでいる服装なのです。

 なのに、それをオトコがマジマジと見てしまうと、彼女たちは悪戯っぽく笑いながら言うのです。

 「いやらしい目つきだ」、と。


 女性たちは我々オトコの視線の原因を知っています。

 それでいながら、我々を非難しているというのでしょうか。そんなわけはありません。

 彼女たちはそんなに悪い気はしていない。




 だいたい、そうなると、じゃあ我々オトコはどんな目で見ればいいというのかということになります。

 明らかに女性は美しくありたいと飾っている。

 セクシーに見えるように着飾っているわけです。


 そして男性を扇情するようにさえして時には踊ることさえあるのです。

 そこから我々はいやらしい目線をどう取り除いたらいいのかw。


 オトコが女性を性的な目線で見てしまうのは大なり小なりあるものです。

 ところが、いつからかこういうことが非難めいて言われるようにもなりました。

 甘えやお誘いなんてものじゃなく、少し怒って言われるようにもなりました。


 いわばこれはオトコにとっては「おあずけ」の状態。自然な欲求を封印されてしまうようなものです。

 理不尽なことだと男性は思ったりもします。



 しかし女性からすればどうか。これは違うのだというご意見もあるのです。

 いわく、女性の刺激的なカッコウは性的なことを刺激しているのではない、それはあくまで純粋にセクシーだったり、純粋にキレイだというアピールをしているのだ、と。

 そこを褒めてほしいのだ、と。


 だから、男性は節度を守るべきなのだ、と。

 そんな要求が女性から出されることがあります。



 しかしどうなのでしょうか。

 例えばビーチバレーというオリンピック種目があります。

 あれは私にすればほとんどストリップのレベルです。
 
 扇情的で露出が多く、とてもスポーツとは言いがたい。

 しかも彼らのコスチュームにはなんと規定があるそうて、「ビキニでヘソ出しでなければならない」なんて話です。

 じゃあやっぱりそういう男性の目線をアテにしている競技ではないかw。


 ところが、それでいて一方で女性選手が訴えたりする。

 いわく、「スポーツではない視線で見られることがツライ」、なんて。




 いい加減にしてもらいたいものですw。



 そりゃあ刺激的なカッコウをしていたからってレイプするなんて、決して許されることではありません。

 相手のことも考えず、露出の多いカッコウだったから、なんて言い訳にもならない。

 オトコがそんな獣、猿以下に成り下がったというのであれば大いに指弾されるべきです。

 女性のいない牢の中でマスターベーションでもさせているのが相応しい。


 しかし、その視線、脳内にまで文句をつけられるというのはオトコには心害です。


 女性が性をアピールすることは悪ではありません。

 美しさは武器でもあり大いに追求すべきです。

 大いに推奨すらされているというのに、その手の抗議はいったいどんな理屈からだというのか。


 それに我々オトコにしたって、どうやって見ればいいというのでしょうか。


 まさか先日のダイバーシティでもあるまいに、ブサイクな他の選手が嫉妬してビーチバレーの建前をブチ壊しにしようというのではないか。

 セクシーな競技ならビーチバレーにブサイクな選手の活躍の余地などないからです。

 そうした強い疑いが起きます。




 こういう要求に正面から応えようとすると、オトコたちはとても卑屈な態度になってしまいます。


 すなわち、「男性は知らん顔をして見なさい」ということ。

 ムッツリスケベでいてくれ、と。

 たとえエロい視線や性的関心から見ていたとしても、それを顔や表情、表には出すなということです。

 男性はひどく抑圧されます。

 これはいったいどういう類の要求なのでしょうか。健全とはとても言いがたい話です。



 結局、これは女性の側の問題なのです。

 彼女たちの間で内輪もめが起きないようにしてくれということ。

 女性選手が美醜で差をつけられてしまうとブサイクが嫉妬してぶち壊しにされてしまいかねない。

 それを恐れての要求なのです。

 もともとエロでしかないスポーツに扮したショー。 ストリップのようなものがビーチバレーです。

 スポーツなんて飾ってるだけで、素肌の露出やビキニの魅力を楽しむショーです。

 なのにわざわざそのエロスの要素を認めないようなことを言う建前の動機がそこにあります。

 ブサイクの嫉妬です。


 つまり、彼らがしらばっくれているのではない。 我々観客がしらばっくれてないといけないということです。

 あくまでそれは彼ら女性たちの側の理由、内輪モメの事情なのです。



 それは彼女たちが欺瞞して社会的なアピールにスリ替える同姓の連中に警戒しているかのようです。


 こういう偽善的な女性勢力の存在は女性を貶めます。

 キレイな女性を貶めようと足を引っ張る連中がいる。

 だからそうならないよう、ブチ壊しにされないよう、オトコたちも協力して知らんふりをしてやらないといけない。

 セクシーだと思ったとしても、間違ってもクチにはしないようにして欲しい。

 「いやらしい目は二人きりの時だけにしておいて」、というわけですw。


 自分の利益のためならどんな理屈でも都合よく振り回す人々がいます。

 いわばプロパガンダを振りかざす人たちがいる。

 彼らが美醜という価値に疑念を持たせようとすることは、すべての女性を建前的に平等に仕立て上げようとしてしまうことに他なりません。

 そんなのは女性の魅力でも何でももない。


 女性の嫉妬はみっともない。

 そういうことをオトコはもっとアピールすべきでしょう。「妬み、ヒガミはみっともない」と。

 でないと、こういうゆがみはどんどん暴走します。

 危ない。

 新しい価値観のフリをして、コンプレックスのある女性が他を追い落とそうとする手段にしてしまうのですから。



 「(人前で)、スケベな目でみないでヨwww」、とは、甘い二人きりのエロ話へのお誘いでもあります。

 そして、それは一方では女性が我々男性に、「他のブサイクな子が見張ってるから気を遣ってくれ」、そんな訴えでもあるのです。


 女性の嫉妬は怖いものです。

 ちゃんと女性の側はそれを分かっていて、オトコたちに懇願しているのです。

 どうか邪魔されないように、と。

 エロいことはブサイクの手前があるから表向きは知らん振りしておいてくれ、と。