正しくは「いしのようこ」さんです。

 芸名をヒラガナに変えたらしい。

 石野真子の妹。昔のアイドルだから今はすっかり熟女です。知らない世代も多いかも知れません。


 この人のコントをちょっと動画で見ていた。 コントの相手は亡くなった志村けん。

 この人が実に可愛らしい。

 なんとも可愛らしくて面白い。志村と二人のリズムが合っている。

 そこにキュンキュンするんだ。


 志村が石野に才能を見出してコントに出すようになったとか。

 付き合いもあったらしいけど自然消滅。

 後になって「あのヒトは若いコが好きだから、私なんてもう、ね(笑)。」

 そんな感じだったとかw。




 俺はそんな話を嫁とした。そして言った。

 「この石野陽子って実にかわいらしいよなぁ」、と。


 それから嫁はどうにも機嫌が悪くなった。

 何か言うたびにいちいち突っかかってくる。


 言っちゃいけなかったか。

 嫁はこういうテレビや映画のオンナに嫉妬するというのがあるから困る。

 「広末」を褒めたら逆切れし、泣くほどモメたことがあった。


 はっきりとクチに出すことはほとんどないが、要は他のオンナを褒めるのが許せないということ。


 
 先日話したスーパーレジの感じのいいデブの話だって何度も話してると不機嫌になってゆく。

 だから俺はデブは女性としてはタイプじゃないっての(笑)。





 俺が言ったのは、石野陽子と志村との息がぴったり合っているところ、そのキュンとするムードなのだ。

 どんな女性でもオトコはそんな風に一緒にいると深い付き合いになってしまったりする。


 こういう「不倫」というのはタチが悪い。

 酔ってしまって朝になったら隣を見て、「なんでこんな女と」なんてこともあるが、こういうのはちょっと違う。

 「一時の過ち」という感じにならない。なかなか戻れなくなってしまう。


 あまりにもいい相棒、いい調子で二人、うまく連携できている感じるとなんだか気持ちまで近くなってゆく。


 おおし上手くやった、いいぞ。

 二人で共有する達成感。

 そうして顔が近づいてゆき、チューしたり、なんてことはよくあるw。

 オトコはそういう気持ちを入れてしまう、肩入れしてしまうということがよくある。





 だから、同僚との不倫なんて当然のことです。それは危ない。

 世の奥様方はBarや円光なんかより、むしろそういうのを用心した方がいいと思うw。


 まあ、俺はそういう志村の気持ちを代弁したもの。志村の気持ちになれば付き合いたくなるのがよく分かるという話。

 しかし嫁は俺の言いたいことが分からない。

 
「おい! いい加減にしろ。」、俺は言った。

 なんでお前ほど恵まれたボディとキャワいい女がこんな洗濯板のような胸の女に嫉妬するんだ、と。

 自分にもっと自信をもったらどうか、と。


「だって、いいってアタシには言ってくれたことないんだもん。」

「そ、それはそうは気安く言うもんじゃねえからだよ。」

「言ってよ!」

「だからこれはコントが面白れえから評価しただけなんだって!」




 いやはや難しい。オンナは扱いにくい。

 これは俺の嫁だけの問題かもしれないんだけど(笑)。


 仕事や何かを達成しようとしてリズムが合う、呼吸がウマく合う、いいチームになる。

 そんな時はどうしても一線を越えてしまう。

 そうしてしかも、それは酔った勢いとは違ってなかなか冷めないのです。

 そういう不倫は長く続いたりする。ドロドロになる。家庭が壊れる。



 しかし俺はというと、そういうのはないようにしてきた。

 俺は仕事でオンナと一緒なのを嫌ってきた。

 そういう恋仲になること、予定調和が逆に仕事の結果に邪魔になるとも思っている。






 見本市なんかでさえそうだ。あちこちにそんなのがある。

 ボディコンのいいオンナがキラキラした笑顔で商談を向けてくるなんてよくあったけど、俺は逆にイライラした。

 オンナなんかいらねえと思った。

 そんな強がりを言う俺もカッコイイとも思ったけどw。


 だから、タイプでない女性となら組んだけど、やっぱりつい揺れ動いてしまうというのはあった(笑)。

 ヤバい、ハッと気がついて一線を越えないよう注意した。だって全然タイプじゃないんだからw。


 こういう時、キャバクラなんかに寄ってキレイな女性を見たり話したりすると目が醒めると思います。

 彼女たちはお仕事でやってますからほとんど危険はない。

 仕事でオンナと一緒になって気持ちを共有していくうち、フラフラと気持ちが揺れてしまったとき、タイプの女性、キレイな女性を見れば目が醒める。


 ああいうところはそんな使い方も有効でしょうw。 

 これはホント。